糟糠の妻は堂より下さず
- 山口 祐臣
- 2016年7月15日
- 読了時間: 1分

昨日、今日と二日続けて経営者の方と お会いしていました。 仕事もたどってきた人生も全く異なり 価値観も大きく違うのですが
二人の奥様が口にした共通のこと。 「自分がご飯を食べれなくなるかもと 不安に思ったことは一度もない」 経営者といえども最初から余裕が あった訳ではなく、むしろ質素な 生活をしていたのですが。 それに対して、不満も疑問も口に したことはなかったそうです。 何故ですかと伺ったところ 「この人についていけば絶対に大丈夫 という確信があったから。根拠はない けれど」 これも共通した答えが返ってきて 本当に驚きました。 そこに能力や可能性を見出していたのか それとも単純にご主人を信じていたのか 興味深いお話でした。 「糟糠の妻は堂より下さず」 皇帝に自分の姉を嫁にもらうように 勧められた家臣が、「貧しいときに 知り合った友を捨ててはならない 貧乏と苦労を共にした妻を粗末に してはならない」と断ったという 逸話が元になった言葉です。 まさに地でいくようなお話。 お二人をそうさせたものが分からず この文をまとめられないのですが 少しでも何かを感じ取っていただけ
れば幸いです。
Comments